山咲真由美女装写真集

プロローグ

私が女装を始めた 1972 年 (当時 42 才) に「富貴クラブ」という女装クラブで初めて女装写真を撮りました。 その後、 ホテルなどで撮った写真は、 モノクロのものはまだよいとしても、 カラ−のものは色調が悪かったりで、 よい写真が撮れないので、 だんだん興味を失っていきました。 私はカメラが不得手で色調が悪いのは場所が悪いから、 ということにさえ気がつかない程でした。

1994 年末からエリザベス会館亀戸店 (現・浅草橋店) に行って写真を撮るようになりました。 とても上手なメイクさんにメイクをしてもらって写真を撮ったところ、 よくもこんな歳でこれだけ美しくなるものと本当にビックリしました。 この時から女装写真を撮ることに興味をもつようになり、 1996 年頃には写真集を出版してみたい、 という気持ちにさえなりました。 1997 年 10 月から 1998 年 1 月までに撮影したものを中心に、 それ以前のものも含めて『山咲真由美写真集』というタイトルのものを作り、 1998 年 7 月に発売しました。

その後、 ある出版関係者から全国の主要書店で販売してはどうかという話があり、 『68才・元大学教授「女装」写真集』と改題するよう勧められました。 同氏の紹介で新風舎から、 この改題名で 1999 年 3 月に発行されました。

写真集発行後は、あまり写真は撮りませんでしたが、 その後、 女装関係のホ−ムペ−ジがたくさん開かれていることを知りました。 私はパソコンは不得手なのですが写真集のホ−ムペ−ジを作ってみたい、 と思うようになり 2001 年 9 月から撮影を再開しました。

私は言葉、 声、 話し方などを女らしくすることは、 カセットテ−プを使って練習したこともあり、 女装を始めてから、 それ程たたない中に慣れてしまったように思います。 いろんなことに不器用なことが多い私にとっては予想外のことでした。 ただ、 仕草とか表情などの女らしさを表すことには、 ほとんど努力しませんでした。 それは私が目指している女性像が特殊で (後で説明します)、 それにふさわしい女らしさを表現することが、 非常に難しく、 あきらめていたからです。 そういうことから写真のポ−ズや表情が画一的で面白味に欠けるのではないか、 と懸念しています。

アルバム (1) の中で和服のものは 1972 年に富貴クラブで撮影されました。 (1) のそれ以外のものはハッキリした記憶ではありませんが、 1974 年から 1978 年頃の撮影ではないかと思います。 アルバム (2) 、 (3) は 1995 年春から 1998 年 1 月までにエリザベス会館亀戸店で、 アルパム (4) は2001 年 9 月から 2002 年 4 月までにエリザベス会館新宿店で撮影されたものです。 アルバム (5) は2002 年 8 月、 9 月にスタジオスイッチで撮影されました。

2003 年 3 月 山咲真由美
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